薬屋のひとりごとの小説は日向夏先生によるライトノベル作品です。
小説投稿サイト「小説家になろう」で2011年に連載が始まり、人気を博し、単行本として発売されています。
さらに2作品で漫画化、最近ではアニメ化もされ話題となっています!
薬屋のひとりごとのあらすじは
薬屋のひとりごとは中世の中華風帝国を舞台としたファンタジー作品です。
薬師として花街で働いていた主人公・猫猫(マオマオ)は、人攫いに遭い後宮に下女として売られてしまいます。
猫猫は薬師の知識や文字が読めることを隠し、約二年の年季があけるまでやり過ごそうとしていました。
ところが、後宮で帝の子供たちが次々に謎の死を遂げるという事件が起きます。
その不審死に薬師として興味と好奇心がそそられた猫猫は、あっさりと死の原因を突き止めます。
猫猫は身元を明かさずその原因を知らせますが、それを宦官・壬氏(ジンシ)に見つけられたことにより引き抜きに。
猫猫は皇帝の寵妃の一人・玉葉妃の侍女に昇進します。
そして玉葉妃の毒見係となった猫猫は、女の世界・後宮で起きる様々な事件に巻き込まれていくことになるのでした。
そんな話題の薬屋のひとりごとですが、原作である小説のネタバレも気になるところですね。
そこで今回は
- 薬屋のひとりごと小説1巻から最新刊までのネタバレ
を解説していきます。
それでは、薬屋のひとりごと小説ネタバレ!1巻から最新刊まで解説!をお届けしていくので、最後までお付き合いください。
薬屋のひとりごととは?
薬屋のひとりごとは日向夏先生が「小説家になろう」に投稿していた作品です。
人気を博したことにより単行本化されましたが、さらにそれぞれ別の漫画家によってコミックが2作品出版され、広く知られるようになりました。
現在では漫画、小説を合わせたシリーズ累計発行部数は2400万部を突破しており、非常に高い人気となっています!
さらに2023年10月からアニメ化され、クオリティが高いと評判です。
薬屋のひとりごとは以前からアニメ化を望む声も多く、注目度も高かったようですね!
薬屋のひとりごと、今後の展開も目が離せません。
薬屋のひとりごと小説を安く読む方法!
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薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!1巻
後宮で玉葉妃の毒見係として働いていた猫猫は、皇帝の寵妃全員が参加する園遊会に招かれます。
この時の毒見で、猫猫は見事に毒を発見します。
猫猫は大好きな毒を口にして思わずうっとりとしてしまいますが…この毒物事件の真相が思わぬ展開を呼ぶことになります。
皇帝には玉葉妃の他に梨花妃、阿多妃、里樹妃(先帝の妃)という寵妃がいました。
玉葉妃の食事に入れられていた毒は、実は里樹妃が食べるはずだったものでした。
そして毒を入れた犯人は、阿多妃の侍女である風明という人物だったのです。
阿多妃はかつて皇帝の子供を産みましたが、幼くして亡くなっており、実はその原因を作ったのが侍女である風明でした。
風明は果樹妃との関わりで本当の死因が特定されることを恐れ、果樹妃を毒殺しようと目論んだのです。
その後、風明は極刑となり、あらかじめ去ることになっていた阿多妃は後宮を後にすることになります。
その前日猫猫は偶然、阿多妃の酒の相手をすることになります。
この時阿多妃が語っていた内容から猫猫が推測したのは…自身を引き抜いた壬氏が実は阿多妃の息子であり、東宮であるという究極の真実でした。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!2巻
第1巻のラストで、風明の死罪の余波を受け侍女を解雇されてしまった猫猫でしたが、壬氏によって再雇用されます。
壬氏は男女問わず一目で頬を染めてしまうような美貌の持ち主ですが、猫猫は出会ったときから100%毛嫌いモードでした。
そんな反応をされることがなかった壬氏は猫猫を寵愛するようになります。
再雇用された猫猫は壬氏の下女として働き始めますが、ここでも様々な事件が起きます。
そして壬氏につきまとう武官の羅漢という人物が登場してくるのですが、この人物が実は猫猫の実の父親であることが明らかになります。
猫猫の出生の秘密が明らかになる一方で、壬氏の本当の立場を狙ってかの暗殺未遂、謎は深まっていきます。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!3巻
猫猫が以前仕えていた玉葉妃が妊娠、猫猫は再び玉葉妃の毒見役として後宮に戻ります。
しかし相変わらず壬氏は自身が抱える面倒ごとを猫猫にことごとく相談、二人の関係も深まっていきます。
ある時、西方の女性特使が絶世の美女・月の精を見たいと熱望、実はその正体は花街のやり手婆だったのですが、すでに年老いているため代わりに壬氏が舞いを披露します。
その後、壬氏は避暑地に向かうのに同行した猫猫は、壬氏がまたもや暗殺されそうになる事件に巻き込まれます。
西方の特使が密輸した銃弾に狙われた壬氏は、猫猫を抱えて滝へ身を投げます。
壬氏は後宮で宦官(去勢された男子で宮廷や貴族の家に仕えた者)として身分を隠して振舞っていました。
ところがこの事件のとき、猫猫はうっかり壬氏の股間に触ってしまい、宦官ではないことがバレてしまうのです。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!4巻
3巻で妊娠がわかっていた玉葉妃は逆子だったものの、男の子を無事に出産します。
これにより、東宮を産んだことになり玉葉妃は皇太后という立場になりました。
しかしその後、猫猫が何者かによって拉致・監禁される事件が起きます。
この事件の犯人、及びこれまでの壬氏の暗殺未遂の黒幕は子氏一族でした。
そして後宮を去った阿多妃の代わりに入った楼蘭妃が、壬氏暗殺を目論む子氏一族であり、少女に変装して猫猫を騙していたのです。
一方壬氏は攫われた猫猫を救うため、宦官の立場を捨て本当の身分である皇弟として軍を指揮することに。
無事、壬氏は猫猫を奪還、その後猫猫は花街へと戻ります。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!5巻
皇弟しての身分を明かした壬氏は、政治にも関わるようになります。
そして壬氏は嫁選びをかねて西都(玉葉后の実家がある領地)に行くことになり、猫猫も同行することになります。
ここでも様々な陰謀がうごめく中、ついに壬氏の出生の秘密が明らかになります。
すでに猫猫が推測していた通り、壬氏の本当の母親は阿多妃でした。
阿多妃が壬氏を産んだとき、同時期に出産した先の皇太后の子供とすり替えを行ったのです。
しかも、これは両方の母親である阿多妃と前皇太后の合意の上でした。
このため、壬氏すらも自身の出生の真実をすることなく成長したのです。
この旅路で猫猫はいつも通りに壬氏をかわしていくのかと思いきや、ラストではキスシーンもあり、二人の関係は少しだけ進展しています。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!6巻
この巻では里樹妃にスポットが当てられています。
里樹妃は先帝の妃でありながら、現帝の妃ともなった女性ですが、先帝のロリコン趣味のためかなり若くしてその立場を得ました。
先帝に嫁いだのはわずか9歳の時でした…。
現在も後宮にいますが、若くて世間知らずがゆえに侍女にまで虐められるという不幸に遭っていました。
しかし、5巻で馬閃という壬氏の護衛をしていた人物と恋に落ちることになります。
ところが、これが周囲にバレる出来事になり不倫スキャンダルとして大事になってしまいます。
結果的に里樹妃は後宮を去り、出家しました。
いずれ馬閃とは再会できる可能性を含みつつ、二人はハッピーエンドの様相でした。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!7巻
試験を受け、医官付き官女として働き出した猫猫は、姚と燕燕という同僚と出会います。
後宮では玉葉妃の息子・東宮のお披露目が開かれますが、それにやってきたのが隣国・砂欧の巫女でした。
巫女は政治的理由から自らの命が狙われることを恐れ、砂欧から逃げてきたのですが、やはり狙われて毒殺未遂事件が起きます。
砂欧からの特使で亡命してきた愛凛も巻き込み、毒殺事件の容疑者扱いにされてしまいます。
猫猫たちの活躍により、事件は愛凛を首謀者としたまま一旦終結させますが、謎は残されたままとなりました。
一方で壬氏はついに直球のプロポーズを猫猫にします。
以前から結婚も匂わせるアピールぶりでしたが、この巻ではついに明確に言ってしまうのです…!
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!8巻
この巻では羅漢(猫猫の実父)が主催し、碁大会が開催されます。
この大会、「勝ったら羅漢に願いごとを聞いてもらえる」という噂に、壬氏が参加します。
壬氏はどんな手を使ってでも猫猫を手に入れるため奮闘しますが、試合は乱入者によって流れることになってしまいます。
しかし、それでも諦めなかった壬氏はついに強硬手段に出ます。
猫猫はそもそも壬氏ともし結ばれた時、そして壬氏の子供ができた場合、それによってかつての主人であった玉葉妃と敵対してしまうことを恐れていました。
壬氏は実は東宮である身ですから、玉葉妃の息子と東宮争いになりかねません。
そのことを聞いていた壬氏は、自らの身体に玉葉后の紋の焼き印を押し、今後一切玉葉后に逆らわないと誓いを打ち立てます。
焼き印を押すことはその人物の奴隷となることを意味し、皇位継承権の放棄も意味します。
壬氏はそれくらい本気で猫猫と結婚しようとしていたのでした。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!9巻
8巻で焼き印を身体に負った壬氏の治療のため、猫猫は往診を続けることになります。
猫猫も壬氏の気持ちに少しずつ応える気持ちが芽生えたのか、壬氏の要望に応えて頬にキスしています!
一方、玉葉后の腹違いの兄である玉鶯が何やら不穏な動きを始め、壬氏と羅漢を西都に呼びつけます。
猫猫もこれに同行しますが、この巻から登場した馬一族も異彩を放ちます。
壬氏の部下である高順の息子・馬良、そしてその妻で壬氏の侍女の雀が登場します。
雀は西都で猫猫の護衛を務めるのですが、皇族直属の諜報一族の血を引いており、彼女もまた謎に包まれた人物の様相を呈していました。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!10巻
西都にやってきた一行ですが、間もなく恐れていた蝗害が発生してしまいます。
蝗害とは、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のことです。
猫猫や壬氏の活躍もあって、蝗害はなんとか収まりますが、その手柄を玉鶯が横取りすることになってしまいます。
この時活躍したのが羅漢の部下であった陸孫でした。
人の顔を一度見たら忘れないという能力を持つ陸孫は、持ち前の冷静な判断力で蝗害で混乱する民衆を助け、猫猫も同様に落ち着かせてくれました。
一方で猫猫はとある人物から、かつて女帝に滅亡させられた戌の一族と風読みの民の因縁を知ります。
蝗害は収束しますが、西都に甚大な被害を及ぼしたうえ、不穏な空気も拭えぬ雰囲気のままとなっています。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!11巻
蝗害は収まりましたが、西都は未だ混乱の最中にありました。
壬氏や猫猫たちの活躍があって収束したのですが、玉鶯がその手柄を横取りしたため、皇弟として訪問している壬氏は「何もしていない」と民衆の不満は募るばかりになります。
しかしそれすらも玉鶯が描いた筋書きであり、自身の野心を成し遂げるための陰謀でした。
そんな中、偶然にも戌の一族のせん滅に玉鶯が関わっていたことが明らかになります。
ところが前巻で活躍していた陸孫は実は戌の一族の生まれであると判明、陸孫は目の前で母と姉を玉鶯に殺されていたのです。
陸孫は真実を知り、玉鶯を殺害し復讐を果たします。
ですが、この罪はかつての上司である羅漢によって見過ごされることになります。
混乱の中、西都の安定をはかるため、壬氏や猫猫は今しばらく西都にとどまることになります。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!12巻
西都の領主・玉鶯が殺されたため、その後継者を立てなければならなくなった壬氏たちですが、ここでも問題が発生します。
玉鶯の子供たちは皆、政治とは縁遠く相応しい人物がいません…!
そんな中、猫猫はまたもやトラブルに巻き込まれ、仲間たちと共に拉致状態になってしまいます。
そこで活躍したのが猫猫の護衛として帯同していた馬良の妻・雀でした。
しかし、終盤に雀は右腕を失うという大けがを負うことに。
また、雀の壮絶な生い立ちも明かされます。
雀は幼少期に行き別れた母と再会するため様々な知恵を身に着けます。
しかしその後母親と再会するも再び捨てられ…居場所を求めて諜報部員としての道を歩んだのでした。
一方でここ最近進展のない壬氏と猫猫でしたが、最後に猫猫のほうから壬氏にキスをします!
西都では政治的なトラブルも多かっただけに、唯一進展した恋の展開でした。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!13巻
長かった西都の旅が終わり、一年ぶりに戻ってきた猫猫たちですが、人間模様も様々に変化します。
猫猫と壬氏の関係も少しずつ発展し、猫猫も少しだけ結婚を意識し始めている様子です。
そしてこの巻では他の登場人物にも恋の発展があります。
羅漢の甥である羅半が、羅家の使用人・三番から猛烈にアタック、さらに猫猫の同僚である姚も気持ちが揺れ動いている様子です。
羅半の興味は「数字」のみであり、寄せられる恋愛感情には気づいていない様子です。
また、猫猫の故郷である花街では三姫の一人、梅梅小姐が身請けされます。
そのお相手は羅漢の紹介で棋聖でした。
薬屋のひとりごと小説ネタバレ紹介!14巻
この巻では今度は羅半の実兄である羅半兄の恋模様が見られます。
猫猫たち「羅」の一族はとある会合に出席し、そこで不仲となっている辰と卯の一族の因縁となっている家宝に関する謎解きを解決します。
その会合では姚に結婚を迫る辰一族の気味の悪い恋文男も参加していました。
ここで羅半兄がこの恋文男と決闘になり、羅半兄は見事に勝利します。
このとき、羅半兄は姚ではなく、燕燕に本名でお礼を言われ一目惚れしてしまいます!
一方、梅梅のいなくなった花街・緑青館では女華が持っていた翡翠牌を狙った窃盗事件が発生します。
この翡翠牌の出どころを突き詰めていくと、なんと阿多の母、つまり壬氏の祖母にたどり着くのです。
まとめ

今回は薬屋のひとりごとの1巻から14巻までをネタバレ含めて解説していきました!
薬屋のひとりごとはアニメ化され、注目を集めているとことですね。
ミステリー仕立てでもあり、ラブコメ要素もあるので続きが気になります。
原作である小説のネタバレも気になるところですよね。
原作の小説を読むにはebookjapanがおすすめです!
アニメでも漫画でもなく、一番早い展開が気になるかたは是非小説をチェックしてみてください!
以上、薬屋のひとりごと小説ネタバレ!1巻から最新刊まで解説!でした。